【大河ドラマの世界観に浸る】大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の登場人物ゆかりの地を巡るおすすめコース

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の世界観にどっぷり浸るならこちらのコースがオススメ!
蔦重が活躍した吉原や日本橋はもちろん、平賀源内や大田南畝らの史跡を訪ねて、ゆかりの地めぐりを楽しみましょう。

まずは、べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館でドラマの世界観を堪能

まずは、べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館で大河ドラマ「べらぼう」の世界観に触れてから、ゆかりの地をめぐりましょう。
大河ドラマ館のある台東区民会館に入ると、大きな浮世絵がお出迎え。舞台地・吉原の雰囲気を感じたら、エレベーターで大河ドラマ館がある9階へ向かいましょう。

大河ドラマ館では、ドラマの概要紹介や、登場人物の衣装・小道具の展示等、ファンなら見逃せない展示が目白押しです!
大河ドラマ館内は一部を除き撮影可能(動画撮影は不可)なので、ぜひ記念撮影してみてください。
主人公・蔦屋重三郎の活動拠点「蔦屋」再現セットはフォトスポットとして大人気です。




たいとう江戸もの市でお買い物

大河ドラマ館で「べらぼう」の世界観にどっぷり浸った後は、併設されているお土産館「たいとう江戸もの市」でお土産品をチェックしてみましょう。店内は浮世絵をモダン調にデザインしたおしゃれな内装で、入口はフォトスポットにもなっています。
たいとう江戸もの市では、大河ドラマに関連する商品だけでなく、台東区ならではのお土産や江戸に関連するお土産など、計500点以上が並んでいます。じっくり見て回ってお買い物を楽しんでください。

蔦屋重三郎の菩提寺、正法寺に参拝

寛政9年(1797)、47歳で亡くなった蔦屋重三郎とその親族・跡継ぎが眠る正法寺。
大河ドラマ館からは歩いて15分弱ですが、来館後であれば「蔦重ゆかりの地 循環バス」の利用も便利です(乗車料無料)。

当時のお墓は戦災等で失われましたが、復刻された墓碑には、蔦重と親交の深かった石川雅望、大田南畝による碑文が刻まれており、蔦重の人となりを知ることができます。

蔦重が生まれ育った飛躍の地、吉原へ

正法寺から歩いて15分弱。「蔦重ゆかりの地 循環バス」でも移動できます。
蔦重は、寛延3年(1750)に新吉原で生まれ、20代で吉原大門前の五十間道に書店「耕書堂」を開業しました。現在の吉原に江戸時代の建物は残っていませんが、S字に曲がった「五十間道」や見返り柳に当時の名残を感じることができます。
2025年1月には耕書堂を模した観光拠点施設「江戸新吉原耕書堂」が期間限定でオープン。
心温まる接客で皆様をお迎えしています。

九郎助稲荷が合祀された吉原神社

江戸新吉原耕書堂の前は、かつての吉原のメインストリート、仲之町通り。両脇には引手茶屋が並び、花魁道中が行われていたのがこの通りでした。この道を150mほど進むと吉原神社に着きます。
かつて吉原に鎮座していた5つの稲荷社が合祀され、明治時代に創建されたのが吉原神社。
その5つの稲荷社のうちの1つが、大河ドラマ「べらぼう」でも度々登場する九郎助稲荷なのです。
九郎助稲荷は、縁結び・五穀豊穣・諸願成就の神さまとして特に篤い信仰を集めたと伝えられていて、大河ドラマによる注目の高まりを受け、地元有志の方々から九郎助稲荷きつね像が境内に奉納されました。

江戸の奇才・平賀源内の眠る地へ

エレキテルの復元で有名な平賀源内は、発明家、本草学者、地質学者、作家など「日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と呼ばれるほどに多彩な才能を持ち合わせていました。
蔦重はその源内に吉原細見『細見嗚呼御江戸』の序文執筆を依頼し、江戸で大きな話題となりました。
殺傷事件を起こして投獄中に亡くなった源内は、この地にあった総泉寺に葬られました(寺は後に移転し、現在は墓のみが残されています)。
平賀源内の墓へは、「蔦重ゆかりの地 循環バス」のほか、台東区の循環バス「ぐるーりめぐりん」でも行くことができます。一葉記念館のバス停から乗車して清川清掃車庫で下車するとすぐです。

徳川将軍家ゆかりの寛永寺

JR南千住駅から常磐線と山手線を乗り継いで鶯谷駅で下車します。
鶯谷駅の西側に広がるのは、2025年に創建400周年を迎えた東叡山寛永寺の霊園。
この一角に蔦重が生きた時代の10代将軍家治、11代将軍家斉が眠る徳川歴代将軍御霊廟があります。
※徳川歴代将軍御霊廟は非公開。画像の勅額門は外側から見学できます。
家治・家斉をはじめ、歴代将軍6名が眠る徳川家の菩提寺でもあった寛永寺は、江戸時代、現在の上野公園一帯を境内地とする、格式と規模において国内随一の大寺院でした。

狂歌師・大田南畝が上野の桜を詠む

東京国立博物館や上野動物園など、文化施設が集まる上野公園を南へ。もちろんこれらの施設もかつては寛永寺の敷地の一部。江戸時代の寛永寺がいかに大きな寺院だったがわかります。
そんな上野公園の一角に立つのが「蜀山人(しょくさんじん)の碑」。
蜀山人とは、天明の狂歌ブームを牽引した幕臣・大田南畝の別名です。
蔦重は南畝と出会ったことで、狂歌師たちとの交流が開け、その後の活躍に繋がったと言われています。

山東京伝が住んだ地、京橋

上野からは東京メトロ銀座線で京橋駅へ。
蔦重の盟友として、『江戸生艶気樺焼』などの名作を世に送り出し、また、「北尾政演」の名で絵師としても活躍していた山東京伝が住んでいたのが京橋の地。京伝はこの地で煙草入れの店「京屋」を開き、「京屋(または京橋)の伝蔵」から山東京伝と名乗ったそうです。

ゴールは蔦重躍動の地 日本橋・耕書堂跡

京橋からは中央通りを日本橋方面へ。
大河ドラマ「べらぼう」登場人物ゆかりの地巡り、ゴールは通油町の耕書堂跡です。
蔦重は天明3年(1783)に吉原から江戸の出版文化の中心地、日本橋へと進出。ヒット作を連発し、一流の版元の仲間入りを果たします。そして、寛政の改革による逆境の中、喜多川歌麿の美人画、東洲斎写楽の役者絵を出版し、この地で大きく躍動したのです。

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