【浅草定番・1日コース】東京観光と合わせて楽しむ!大河ドラマの舞台と浅草定番観光地を巡るおすすめコース2025

2025年に東京観光するならこちらのコースがオススメ!
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の舞台地や浅草周辺エリアを巡ります。
当時の文化や世界観を堪能すれば、大河ドラマがもっと楽しくなるかも!?

旅の始まりは雷門から!

  • 浅草雷門前 歌川広重 出典:国立国会図書館「錦絵でたのしむ江戸の名所」 (https://www.ndl.go.jp/landmarks/)
    浅草雷門前 歌川広重 出典:国立国会図書館「錦絵でたのしむ江戸の名所」 (https://www.ndl.go.jp/landmarks/)
言わずと知れた台東区の名所・雷門。
今も昔も多くの人々に愛され続けてきた歴史ある観光名所です。
その壮麗な姿は、かつて浮世絵の題材にもされ、歌川広重の作品にもその姿が残されています。
しかし、その長い歴史の中で何度も焼失と再建が繰り返されてきました。
現在の雷門は、昭和35年(1960年)に松下幸之助氏の寄進によって再建されたもので、その威厳ある姿は訪れる人々を魅了し続けています。
雷門の大提灯をくぐり抜ければ、台東区の街並みと歴史を感じる旅が始まります!

仲見世通りで江戸時代から続く賑わいを体感!

浅草の仲見世通りは、日本で最も古い商店街の一つとして知られ、江戸時代から続く歴史と伝統を感じられる場所です。仲見世の原型は1,700年代の前半にはできていたので、蔦重もこの通りを歩いていたのかも…。
賑やかな通りには、土産物屋さんや飲食店がずらりと並び、訪れる人々を楽しませています。特に人気なのは、人形焼きや雷おこしといった銘菓。誰にとってもどこか懐かしい味わいが楽しめるだけでなく、形も味も様々なものがあるのでお土産にすれば話が弾みそう。
仲見世通りを歩けば、昔ながらの江戸の風情と現代の活気が融合した独特の雰囲気を味わうことができ、東京観光のハイライトとなること間違いなしです。

浅草観光の王道、浅草寺へ

浅草寺(金龍山浅草寺)は、628年に創建された都内最古とされる寺院。「浅草観音」として庶民の信仰を集め、江戸文化発展の中心地に。今では東京を代表する観光名所として国内外から多くの人が訪れています。

本堂は外陣(げじん)と内陣(ないじん)に分けられ、外陣では見事な天井絵を見ることができます。内陣に祀られているご本尊は秘仏とされ、姿を拝することはできませんが、荘厳な空間の中で、観音様のお姿を感じながら参拝してみてください。

他にも、国指定重要文化財の二天門や、ひと際目立つ五重塔、浅草名所七福神のひとつ・大黒天が祀られた影向堂(ようごうどう)など、多くの見どころがあります。美しい建造物を楽しみながら境内を巡ってみてください。

大河ドラマの世界観に触れる べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館

浅草寺の東門である二天門を出ると、正面に会場である台東区民会館が見えてきます。
大河ドラマ館のある台東区民会館に入ると、大きな浮世絵がお出迎え。舞台地・吉原の雰囲気を感じたら、エレベーターで大河ドラマ館がある9階へ向かいましょう。





大河ドラマ館では、ドラマの概要紹介や、登場人物の衣装・小道具の展示等、ファンなら見逃せない展示が目白押しです!
大河ドラマ館内は一部を除き撮影可能(動画撮影は不可)なので、ぜひ記念撮影してみてください。
主人公・蔦屋重三郎の活動拠点「蔦屋」再現セットはフォトスポットとして大人気です。





たいとう江戸もの市でお買い物

大河ドラマ館で「べらぼう」の世界観にどっぷり浸った後は、併設されているお土産館「たいとう江戸もの市」でお土産品をチェックしてみましょう。店内は浮世絵をモダン調にデザインしたおしゃれな内装で、入口はフォトスポットにもなっています。
たいとう江戸もの市では、大河ドラマに関連する商品だけでなく、台東区ならではのお土産や江戸に関連するお土産など、計500点以上が並んでいます。じっくり見て回ってお買い物を楽しんでください。

耕書堂が現代に! 江戸新吉原耕書堂

次は大河ドラマの舞台地、吉原へ向かいましょう!移動には大河ドラマ館入館者限定で乗車できる「蔦重ゆかりの地 循環バス」を利用します(乗車料無料)。現在の吉原に江戸時代の建物は残っていませんが、見返り柳やS字に曲がった「五十間道」に当時の名残を感じることができますので、バスの車窓からお楽しみください。

「江戸新吉原耕書堂」は、蔦屋重三郎が新吉原の大門前に開業した「耕書堂」を模した観光拠点施設で、吉原の中心地に期間限定でオープンしました。紺色の暖簾に蔦屋重三郎の版元印が目印です。
施設内では吉原細見(複製品)や高下駄の展示もあり、当時の文化を感じることができるほか、耕書堂オリジナルのお土産品も販売しており、心あたたまる接客でおもてなししています。
100円で乗れる!観光にも便利な台東区の循環バス「めぐりん」
大河ドラマ館から吉原へは、台東区内を循環するコミュニティバス「北めぐりん(浅草回り)」を使って移動することも可能です。②花川戸のバス停から乗車し、⑪吉原大門のバス停で下車してください。見返り柳が見えたら、五十間道を進むと5分ほどで江戸新吉原耕書堂に着きます。「蔦重ゆかりの地 循環バス」が満席だったときや、五十間道を実際に歩いてみたいときはこちらをご利用ください。

あの九郎助稲荷に会える! 吉原神社

大河ドラマのゆかりの地を巡るなら、ここ吉原神社は欠かせません!江戸新吉原耕書堂からは150mほど歩いたところにあります。

吉原にはもともと「吉徳」、「榎本」、「明石」、「開運」、「九郎助」の5つの稲荷社がお祀りされていました。これらを合祀したのが、現在の吉原神社です。そのうち九郎助稲荷は、縁結び・五穀豊穣・諸願成就の神さまとして特に篤い信仰を集めたと伝えられていて、大河ドラマによる注目の高まりを受け、地元有志の方々から九郎助稲荷きつね像が境内に奉納されました。

門の横にひっそりとたたずむ逢初桜(あいぞめざくら)は、遊客の出逢いを叶える桜とされていました。
舞台地巡りの際には、ぜひ当時に思いを馳せて、参拝にお立ち寄りください。

旅の終わりは吉原弁財天

神社で参拝をすませたら、浅草名所七福神の一つである吉原弁財天へ向かいましょう。吉原神社から仲之町通りを歩いて100mほどのところに本宮があります。平成24年に有志の方々による改修工事が行われ、東京藝術大学の学生が壁画を描いています。

園内には新吉原花園池(弁天池)と呼ばれる小さな池があります。この花園池ではかつて関東大震災の際に、多くの人が火から逃れるために飛び込み溺死する悲劇があり、その人々を供養するために大きな観音像が建てられました。今では池の大半は埋め立てられ、わずかに面影を残すのみとなっていますが、小さな滝が流れ、鯉の泳ぐ姿を見ることができます。
「酉の市」で有名な鷲神社・長國寺
お時間に余裕のある方はぜひ、少し足を伸ばして鷲(おおとり)神社・長國寺にもお立ち寄りください。地域の方からは「おとりさま」の愛称で親しまれる、江戸を代表する神社仏閣の一つです。
こちらで有名なのは、なんといっても"酉の市"!毎年11月の酉の日には開運招福・商売繁盛を願う祭りが開催され、江戸の風物詩になっています。"福をかきこむ"と言われる色鮮やかな熊手が所狭しと売りに出され、それを売り買いする人々の威勢の良い声が境内に響きます。
2025年の開催日は11月12日と24日!ゆかりの地巡りの最後に、酉の市で昔から変わらぬ活気を感じてみるのも一興ではないでしょうか。
吉原の文化を味わう 桜鍋
たっぷり歩いた一日の〆には、吉原発祥の桜鍋はいかがでしょう。
桜鍋とは、馬肉のすき焼き鍋のことをいいます。馬肉は桜肉(さくらにく)とも呼ばれ、牛肉や豚肉と比べたんぱく質や鉄分が豊富で、かつ低脂肪のヘルシーな食べ物です。
割下に味噌を溶き、そこでしゃぶしゃぶのようにして食べる鍋はまさに絶品!クセはないのに旨みが強く、それでいてあっさりと、いくらでも食べられて大満足間違いなし。

かつての吉原では20軒前後のお店が立ち並び、遊郭へ向かう前後の人たちで賑わっていたといいます。今となってはお店の数もわずかとなりましたが、それでもそこで生まれた文化は、こうして現代にも確かに息づいていることが感じられるのではないでしょうか。

このコースで巡るスポット

Google Mapの読み込みが1日の上限回数を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください

大河ドラマ館に行くモデルコースをもっと見る

  • 【大河ドラマの世界観に浸る】大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の登場人物ゆかりの地を巡るおすすめコース

    大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の世界観にどっぷり浸るならこちらのコースがオススメ! 蔦重が活躍した吉原や日本橋はもちろん、平賀源内や大田南畝らの史跡を訪ねて、ゆかりの地めぐりを楽しみましょう。

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。
サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。
詳細は各種ポリシーについてをご確認ください。